君とふたりスカイランデヴー

喉元過ぎればほら 酸いも甘いもどっちも美味しいと

Travis Japanのソロコンで7人全員魅力大爆発しちゃってた話

 

 

 

2020夏、終わった~~~...。もうサマパラ終わると本格的に喪失感すごい。

ただまだまだ(もう9月だけど)サマパラの話していいですよね???しますね???

 

ということで遅ればせながら、

Summer Paradise 2020 8/1~8/10 Travis Japan公演

の感想文を提出したいと思います!どんぱふ~!


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本人たちも「もうやらせてもらえるんだ」と驚いたというソロコン。異例尽くしの今年の夏、”全員で””みんな揃って”というワードが飛び交う中で、それでも「個の力」を磨き試されるという激アツ展開を迎えます。

 終わった今となっては大大大成功だったTravis Japan初のソロコンをきちんと文字化しておきたいと思います。未来の私への備忘録。

配信を観ながら書き殴ったメモ(の清書、でも誤字と文字の乱れがすごい)をお供に失礼します。のえまる並になりそうなので、どうしても!ってポイントのみ挙げて、最後にそれぞれの公演の関連性を考えたい。コンパクトにいきます、コンパクトに。

 

 

8/1 のえパラ -川島如恵留さんソロ公演-
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如恵留さんがサマパラ全体のトップバッターを任された意味がめちゃくちゃに分かる気がします。如恵留さんはジャニーズを純粋に、心の底から愛している。そしてジャニーズの全ての世界観を表現できる度量がある。こんなのもあんなのもあります!というある意味ジャニーズダイジェストのような公演だったと思います。

 

  • DREAMER

 タクトを持った如恵留さんはなんだか神々しくてこの世のものではないファンタジーな存在感があった。8忍を従えて群舞する様がRPGのオープニングみたいだなぁと。

私の勝手なイメージなんですけど、如恵留さんってそこに立っていて一番違和感が無い場所が“ステージ上”で。なんだか非現実的な聖人君子だと思って拝見しているんですよね...だって如恵留さんが生活を営む様子(風呂掃除とかゴミ捨てとか)全ッ然想像できないじゃないですか...??曲の神々しさとご本人の非現実な存在感のマッチングが気持ちよかったです。ちょっと圧倒される感じ、これぞジャニーズですわ......

 

  • アンダルシアに憧れて

説得力が凄いアンダルシア。そこで待ってたら絶対来るやつ。

アンダルシアの世界観から飛び出してきたみたいなパフォーマンスで親和性という単語では言い表せないくらいでした。振りというより所作と呼びたい。ジャニーズの必修単位なのだとしたらA+++++++++くらいもらってくれ。

 

この夏全員脇役なるんか!?ってくらい大人気だったこの曲。基本装備が万能人な如恵留さんが歌うからこその切なさがある。如恵留さんも鬼の理性が効かないような恋愛すんのかな・・・(病)

8忍の檜山くんはきっと想い人の前で平気な顔をする「外見の如恵留さん」で、階段に座って歌う如恵留さんは「内面の如恵留さん」なのかな。交換日記ハラスメントという温かな交流。

 

如恵留さんが!???!?!やってくれんの!!??!

じゃんぷちゃんがやる「め」はなんだかんだ受け入れてしまうような可愛さがあるんだけど、如恵留さんの「め」は観ているこちらを飲み込もうとする、有無を言わさぬ何かがある。私は謎にミッドサマー思い出しました・・・祝祭がはじまる・・・あとメモってるけど、この曲知念くんのサイズ感でインプットされてるので173cmの如恵留さん振りも何もかもデカくてまじでびびった。怖!(やめなさい)

 

公演を見終わり「誰も取りこぼさない」の意味が理解できた気がします。きっと多かれ少なかれジャニーズを好き!という気持ちを持つ全ての人が幸せになれる公演。それだけでなくてその幸せをどうやって届けるのか、というところの創意工夫は如恵留さんの努力と誠実さのかたまりだと思います。ミュージカルの煌めきや熱さや物語性を詰め込んだキラキラ多面体で光る万華鏡のような公演でした。

 

 

 

8/2 うみパラ -中村海人さんソロ公演-
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イヤッハ~~~~~~~~~・・・たまらんですね・・・

こりゃめちゃめちゃ玄人なセトリを用意されたんだなぁと。万人受けというワードが一切掠めない。

ただこれよくよく考えると策士だなぁと感心しました。

TLでもかなり盛り上がっていたんですが、その時他担の方々が「この曲が令和で観られるなんて・・・!!」みたいな反応が多くて。12時回後にニッチなセトリで話題になれば、それが刺さったファンの方たちが「あの曲やるなら観たい!」と15時回18時回の駆け込み購入を考えてくれるはず。きっとお昼まで中村海人という名前すら知らなかった方も気になって観てくれるかもしれない。万人受けじゃない「ここでしか観られないかも」「どんなもんなの?」というようにコアでニッチで所謂”古のオタク”と呼ばれる方々をかなり揺さぶっていました。①都合が何とかつけられる可能性が高い②追加購入臨時購入ができる、という配信ならではのメリットが活きていましたね~。多分ここまで読んでいたんじゃないでしょうか??

 

  • DON'T WANNA DIE

うみちゃんは先ほどの如恵留さんとは違って、「生活感のある普通の男性がアイドルとして昇華したりまた普通の男性に戻ったり」っていうオン・オフの切り替えする様子が人を惹きつけると思っていて(めちゃくちゃ主観です)。

なので楽屋スタート、「いつもの部屋が特別になる」というオフ→オンを見せながら徐々にボリュームが上がっていく感じがすごく刺さりました。解釈の一致だと信じたい。

 

  • ha-ha

衝撃でTLから人が消えていった。

めちゃくちゃアングラなクラブミュージックに掛け合わさるのが中村さんの少し甘い感じが残った低音と四肢が長すぎるあまりにどこか品の良さが抜けないダンスで。そのアンバランスさがビックバンレベルで色気を産み出していました。いや、分かったような口利いてますけど初見は普通に「えっっっっっちじゃん!!!!!」ってバカデカ声で叫んだよね。アンバランス故の色気にやられちゃう.......

 

椎名林檎さんだったんかお前さん......... ビッグバンドサウンドと女目線でドロドロの歌詞という濃密とか過密とか隠密とかとにかくベッタベタに甘ったるい世界観。

帽子で目線が見えないのだけれど、その下の綺麗な顔がグシャと崩れたりニヤリと笑ったり片時も目が離せなくなりました。そして歌声が変わった??!?!!ガナったり掠れたり湿度が高い粘着質な声に変わっていて。中村海人さんの芸達者ぶりにもう言葉が出ねぇ。

自担の「ズキドキさせて」「そんなしけた演技は出来ないんだわ」「ぶってぶってぶってぶって お悪(おいた)しちゃったら」って歌われてみてくださいよもうどうしろってんだよ....... まぁ取り敢えず最後キャッシュキャノンで金を降らせていたシーンは私の走馬燈に絶対採用します。

 

  • Get Neked

バラードでしんみりしたオタクをぶん殴ってくる振り幅。

V6兄さんの手練れって感じのエロさも最高なんですけれど、23歳男性のちょっと性急な感じのエロさもヤバいんです。「もう俺にメロメロなんでしょ?」ってそうに決まってるやろが全人類そうだわ!!!!

シーツにくるまる2番はもうなんというか、酸素が吸えないって感じですね。うみちゃんに見下ろされるアングルも激ヤバなんですけど、上に乗せられてるとしか思えないあのアングルや~~~ばいっすよマジで....。近い!!近いよ!!!許してください!!!勘弁してください!!!ってなる。ハァ~~~~~~、参加型ってこういうことかよ.....(絶対違う)

 

  • Pumpkin

シンプルにパフォーマンスがめっちゃ好きでした。カワイイ歌詞とダイナミックなダンス!!ここまでかなり演出盛り盛りな感じで来たので、この終盤でそぎ落としたのが新鮮だったし、ここで己のスキルでぶつかってくんの男気だなぁ~と思いましたね。だからこそラストのミラワンの世界観で盛るのが引き立つんだよなぁ、理論派の構成。

 

いやぁ~自担なものでボリュームすごくてすみません。ただ本当に好みをドンズバで射貫かれたもので...。

うみちゃんの創り上げた構成はジャニーズ楽曲のメインストリームではないところでコアな人気を持つマイナー曲が多くてそれをテンポ良く配置しながら、所々アイドルエッセンスを入れていく、って感じだったのかなぁと思います(真逆の構成に感じたのは元太)。

また配信ならではの「観客の目線が固定される」「他の観客が視界に入らない」という特性を活かした”俺を一人占め”というコンセプト、さすがでしたね~。やっぱり中村さんは何というか、制約がある中での最適解を理論で出していく人なんだと思った。ズブっと溺れるほど中毒性のあるソロコンでした。

 

 

 

8/4 げんパラ -松田元太さんソロ公演-
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げんげんのソロコンは、松田元太という素材そのものを見せ付けるその「心意気」に胸を打たれましたね。自身の中のありとあらゆる表現手段をもって、配信を観ている君に届いてほしい!!俺の愛情伝われ!!というドストレートな想いの圧。なんと幸せな圧なんだ。

 

この楽曲と松田元太さんの親和性に乾杯。曲が持つエキゾチックなテイストと元太くんの男らしい甘さのある歌声が本当に綺麗に混じり合っていました。ここまでのストレートな歌詞を元太くんに歌われてしまうと、本当にそうなんじゃないかと思わせられてしまうほど心の柔いところに直球で食らう。

初見は元太くんからファンへの希望の歌だと思って聴いたんですけど、時間が経つほどにもっと色んな形の愛情を抱えた曲だと感じました。「ずっと君と生きてくんだね」「ふと目があった瞬間 何もかもが自由だね」はトラジャへの愛情にも松松への愛情にも思える。相棒にも負けず劣らず愛に生きる男・松田元太さん。

 

  • Last Dance

芸術作品。最低限の照明と月をバックに舞い踊る元太くんは絵画だった。

普段は小道具とかモニターとか盛りに盛った演出が好物なんですけれど、元太くんにはもうそんな華美な演出はいらない!と思ってしまいました。あの切なく響く歌声としなやかに踊る肉体そしてただスポットに照らされるだけで、それだけで世界が満ち足りていた。落ちサビで夜空に手を伸ばしながら月にシルエットが浮かび上がる瞬間、音と共に時間や空気の流れがスン.............と止まったようで息を呑みました。

 

  • 少年隊メドレー

イヤ~~~~~~~~~!!!稀代の色男・松田元太さんだ!!!

どうしてこんなに少年隊が似合ってしまう???弱冠21歳の元太くん、ビジュアルと舞踊と歌声に昭和×令和の融合を感じる最高な男性だわ....。STRIPE BLUEの軽快なジャズピアノに乗せたステップは思わず視線集中だし、封印LOVE「まだ許せないよ」の裏声にいきかける時のとろけるような甘さがたまらない。舞台育ちで舞台を愛する彼の気概を感じる、ストレートな色気満載の時間でした。

 

  • 愛のかたまり

ここまで歌をメインにやってきて、そんでもってここでインストでコンテンポラリー.....!!!ファ~~~~~~贅沢極まりねぇ........!!!!!

こっからはあくまで個人の解釈で、ご時世的にもモラル的にも自衛していただきたいのですが、

”靴を揃えて”ステージ上に置いたままパフォーマンスが始まるのはどうしてかなぁと思っていて。恋人を想ったまま死を余儀なくされた人を表現しているようにも思えるんですよね。こう、命あるときのように声は届かないけれど、肉体から解放された魂が自由に舞い踊って伝えきれなかった想いを爆発させているようで。オタク、自分の拡大解釈で泣く。

 

1時間半、全ての時間を「君」のために使うことを選んだ松田元太さんの気概とか心意気に終始感動しきりで。ラスト「つよい光りさ」と歌うように元太くんのまばゆいまでの愛情にギュウギュウに抱きしめられる、そんな至福のコンサートでした。

 

 

 

8/5 しめパラ -七五三掛龍也さんソロ公演-
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しめちゃんのテーマが「Sweet」だというのは事前情報でありましたが、想像してた何倍もバリエーション豊かなSweetを見せつけられたしめパラ。

「これだよこれ!!!!こういうのだよやっぱりな!!!!七五三掛さんはこうですよ!!!」ってなる瞬間の繰り返しで一番”らしさ”を感じたコンサートでした。

 

  • 我 I Need You

ヤッターーーーーーーー!!!しめちゃんありがとうーーーーー!!!私、この楽曲がきっかけでじゃんぷちゃんが好きになったので死ぬほど沸きました。

コンマで割ってもずっとカワイイ。最上級のカワイイ。私の中のJ.Y.Parkが「カワイイものの中で一番カワイイ」ってずっと言ってる。小道具とかもう一旦全部置いて、装備を己の可愛さだけでこの曲をやり通す七五三掛さんの自信よ。この先150年くらい定期的に歌って欲しい。

 

  • Koi-Wazurai

カメラマン無事か!??!身を呈してまで撮ってくれてマジ感謝です..... あまりの可愛さに私だったらファインダーに眼球焼き付いて事切れるわ。プロ(しめちゃん)とプロ(カメラマン)の仕事だ.....

 

  • ドュリラゲン

セクシーとかそういうことじゃなくて、崇高な宗教画だった。

動きのなめらかさと重さのバランスが絶妙。赤い羽根と戯れながら踊る七五三掛さんはなんというか”耽美”でしたよね。ちょっとゾクッとするようなこの世のものではないような美しさでした。あ~~~~すごい。酔うわ。

 

  • BLACKHOLE

龍也さんの真骨頂では?やっぱりしめちゃん普通にチャラついていて全然良いしヒップホップとかエレクトロサウンドがトラジャ1似合うと確信しました。

メモってるけど、「キミはgood girl それとも悪女?」「So sexy, Beautiful, 超カワイイ」「キミって魅力的 宇宙一」「ぶっちゃけAndromedaより美しい」とかそれ全部しめちゃんのこと言ってんだなって。

 

期待を裏切らない上に期待の遙か上をいかれた感覚です。さすがしめちゃん。

甘い、甘い、どこを食べても中毒になりそうなくらい甘いソロコン。一度にしっかりお腹にたまる食事も満たされるスイーツも食べられるちょっとお高いホテルのアフタヌーンティーみたいだったなぁと思って。しめちゃんが考える「アイドル性の中での振り幅」をお腹いっぱい堪能させていただく、欲求が満ち満ちるような空間でした。

 

 

 

8/7 しずパラ -吉澤閑也さんソロ公演-


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一番手放しで楽しめたのがしずパラだったんです。ほんと自宅で「たのしーーーーーーー!!!」てなったの久々ですもん。

とにかく画面とかそういうものをひとっ飛びしてこちらへ向かってくるハピネスなパワーがすごくて。ホント単純に超元気出る。これぞ閑也くんが考えるアイドルの本質だよなーと。

 

  • サマスプ

夏キターーーーーーーー!!!さまーーーーーすぷらーーーーーっしゅ!!!!!

もう冒頭3曲(カーニバルナイト→サマタイ→サマスプ)でこの公演めっっちゃくちゃ楽しいぞ!?!って分かっちゃうんだよな...!画面越しの閑也くんとJr.くんたちの笑顔がキラッキラでオープニングから汗かくぐらい楽しい。

 

  • Bad boy

やだ.......好きなんですけど.......ホント困る.......「No No 落ち着け」って絶対無理でしょ大野智の不敵なイメージも強いんですけど吉澤閑也さんの温厚な人柄の奥にあるマジで油断ならねぇ感じが滲み出ちゃってる...。

8人のJrをバラしてつけるボリューム感も丁度良いし、何よりダンスとモニターとCGがシンクロするのが気持ちよすぎる。吉澤閑也さんの空間構成能力の高さを思い知りました。あとは大野智のハイトーンがなんなく出てるんでは、という音域の広さ。ちょっと隠しきれないスキルがボロボロボロボロ出てきちゃってるんですよ...最高....

 

  • 復活LOVE

吉澤閑也さんの復活LOVEは死人が出る。

閑也さんのダンスのミニマムで無駄がない動き、そして時たま指先や視線に残る余韻が音楽とガッチリ絡み合っている。見応えがありすぎる。何度考えても私だったら絶対意地でも家出しないし、なんなら閑也に「おかえり」って言われた私たちもう人生勝ち組ですからね?!おかえりって言われたいが為にやっぱ出てこっかな。

 

  • アクセントダンス(SIU前)

コレコレコレコレコレコレコレコレ!!!!!!!!!!!!かっっっっっこいい!!!!!!!!!!嵐担はハワイのアクセントダンス思い出してほしい。正にあんな感じです。あとツイッター三浦大知さんの『COLORLESS』というパフォがベースではないか、というご意見を見かけたので拝見したんですけれど確かに。

スポットを上下左右360°操りながらTDCのドセンで踊る閑也くん。まじ体幹が強いのでアクセント音に合わせてビタ止まりするんですよね。身体が1mmもブレねえ。バスケのピボットみたいなところとかスポットを蹴り上げるところとか、とにかくメリハリの付け方が上手くてTDCってこんなことも出来るんだ...!とびっくりしました。

 

色々と心配事も多いこのご時世の今、常々「みんなに俺を見て笑顔になって欲しい」っていう閑也さんが届けてくれたソロコンがマジモンのハピネスすぎて、も~~~~~大好きだよ~~~~~!!ばか~~~!!ってテンションです。画面を突き抜けて元気をくれる。

そして随所に凝らされた演出はどれもあっと驚くような仕掛けがあって。そしてそんな演出に食われないだけの確立したスキルがある。伝えてくれる無形物のパワーもでっかいんだけど、その奥にある有形の閑也くんのスキルや存在感も半端ない。しずパラ、本当に大きな陽のパワーに包まれる多幸感溢れる公演でした。

 

 

 

8/8 まちゅパラ -松倉海斗さんソロ公演-
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ハ~~~~~~~~~~まちゅパラまじで想像の斜め上っていうか天変地異・神機妙算て感じでしたね。松倉海斗という人間オモシロ... 終演後のTLまじで爆速だったからな???

 

  • 夢ハリ

まつくが夢ハリをこのタイミングで入れるということに意味を見いだしすぎてしまう。表現者としての夢を語った後、その目指す一番高いところ・”憧憬”としての夢ハリか~~~。憎いな~~~。

やっぱり夢ハリインターのソロを歌うまつくは生命そのものがキラキラしているように感じるし、なんと言ってもここぞとばかりの金刺繍が最高ですね。

 

  • Street Blues

TLにいる全員を文字通り骨抜きにしていた松倉海斗さん。罪な男。

ジャケットを脱いでるから分かる男の人!って感じの体つきと産み出されるしなやかでしっとりとしたダンスがたまらんのですけど、何よりフッとカメラを見た瞬間のあのハニかんだ笑顔...!!!なんだそのギャップ!!けしからん罪で逮捕だぞ!!!

ここまでの一連の流れが本当にショーの一幕のようで、やっぱりまつくのパフォーマンスを見ているとこちらが没入してしまうなぁ、と思っていました。惚れ惚れ。

 

  • ローラーハラスメントタイム(パラ銀→ジェロマ→Ho!サマー)

終始大暴れしている松倉さん愉快極めてんな!!!!!!!!!!

「夏だから!!!!ローラー履いてんのォォ!!!!」という謎理論を振り回しまさかの3曲も歌い上げるとは。昨年の8.8の濃いメンツでやったアレをほぼ一人(+戸惑いの5忍)でやったと思ってもらえればいいです。去年あなた歌選抜でしたよね!??!ホントはこっちやりたかったんか!??!?!是非とも映像で見て欲しいし、多分登場の仕方が想像の10倍ぶっ飛んでる。

 

もうコレ聴いたときに純粋にスーーーーっと泣けましたね。私の中の如恵留さんも号泣してるけどそこんとこどう??

松倉さんってやっぱりここまで歩んだきた道を本当に純粋に誇りに思い愛しているんだなと感じるし、その1つ1つのお仕事が今血となり肉となり松倉さんを構成しているんだな、と常々感じていて。そんな彼が「みんないるかい」と手を取りながらこんなに輝きながら未来を見据えて歌っているのを見ると、もうさ~~~~~.....涙が....これまでの道とこれからの道、その交点に立つ松倉さんのどこまでもまっすぐ、清々しいほどまっすぐなその眼差しが何よりも素敵でした。

 

まじで想像の遙か上、大気圏突破ぐらい上を行くコンサートでした.。

ストーリーテラーと対話しながらまさに映画のように物語が進んでいくのも見応えがありました。多分一番理論派な構成だし、考察が盛り上がるタイプのコンサート。

それにほぼ全編通して一人称・主人公は俺で進むコンサートもまさに”ソロコン”で。松倉さんは自由に己の道を行ってるときが一番面白くかっこいいと確信しました。時空を越えて自分を表現し続けた、俺色のソロコンめちゃくちゃ面白かったです!!!

 

 

 

 

8/10 ちゃかパラ -宮近海斗さんソロ公演-


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満を持して宮近海斗さんのご登場です。

”テーマは自分”と言い切っていた宮近さんのソロコン。どんなテイストもこなせてしまうであろう宮近さんなので、予想が付かずフラットな気持ちで見始めたんですが、まぁ~~~~~~~すごかった。

 

  • O.N.E ~our new era~

。覇気、覇気が凄くて気圧される。呼吸出来ない。

OPで会場内をカメラがサーチライトみたいに映すんですが、大げさじゃなく宮近さんがカメラの前に占領した瞬間、空間そのものがグワッと拡張したように思えた。ドームサイズになった。画面から伝わる凄み。画面越しじゃなかったらどうなってんだコレ....

初回は「ウワーーーー!!統治者だ!!覇王だ!!」って騒いだけど、時間が経つと革命家の方が近しいかな、と思いました。ここではまだ上り詰めようとする途中(未だ5合目)で羽化した覚悟がギラついている感じ。マスピでは新国家を築いているんですけれども。「誰かの水槽の中」はご自身がいかようにも消費されると悟ってしまっているようで本人とのリンク感じたり。まぁもうお前こそルール、この世の真理。

 

  • Rolling Days

!?!マスピで革命成功国家統治したと思ったら幽閉されてんですけど!??!?反逆者として幽閉されて目隠し手枷で連行される革命家・宮近海斗

取り敢えず、この演出が宮近さんの頭の中に思い浮かんだという事実にメチャクチャ興奮するんですけど、同志いませんか.....。目隠し・手枷・囚人・看守・血・反逆とかそういうワードの世界を自分の身体で表現しようと思った思考回路に興奮しますわ...。

幽閉されているのにどこか余裕がある囚人・宮近。看守たちのオシゴトにつきあってあげている、脱出に最適なタイミングを伺っている不敵な笑み。完全にこの血で真っ赤に染まったような世界観に没入してしまう映像体験ジャン...

あと宮近さんは本家のパフォーマンスを実際に見ているわけで。それなのに曲の世界観を踏襲しながらここまで真逆のパフォーマンスを思いつけるのもすごいな~と思いましたね。先入観もあるはずなのに、こうもハマる演出まだあったかという驚き。

みなとちゃんを蹴り飛ばしてあらたちゃんの心臓を引っこ抜いて血飛沫浴びながら殺したのであらみなの保護者に怒られてください。コラ!あらみなをいじめるなー!!

 

スクランブルは、前曲で「夢の中まで逃避行」を願って決死の思いで脱獄したのに、その想い人は姿を消してしまった(死んでしまっていた?)という設定に思えました。さらなる罪を重ねながら愛する人の元に舞い戻ったのに彼女はいないという慟哭や戸惑いの表現なのかな、と。この次の「砂のグラス」では愛する人がもう現われないことを受け入れた宮近さんの懐古の歌だと勝手に思ってます。OPからここまで繋がってるはず。勝手がすぎるオタクの解釈。

 

  • はだかんぼー

いやこんなん!!!みんな好きだろ!!!なぁ!!!そうだよなぁ!!!!

もう何ってダンスがめちゃくちゃに上手い。空が青いくらい当たり前のことなんだけど、いや本当に上手い上手すぎる。ダンスが上手な方って「手から動かないで身体のコア・体幹から動いて延長線上の手が出る」とか聞くじゃないですか。ちゃかちゃんの場合は、そのコアの奥にあるハートから音楽が生まれて「楽しい!」って感情が生まれて、それが体幹から筋肉を伝わって末端まで身体がムーブして、それで指先や視線の先からフィーリングが空気に伝わってブワーっと広がる感じ。伝わってますかねコレ。全ての根源が宮近さんから作られてるってくらい宮近さんのカラーにしてるんですよね...私の気持ちの悪い絵はそれを伝えたかった。

WMHB(明・切ない・静)→まいったネ、今夜(やや暗・動)→インザルーム(暗・静)→はだかんぼー(明暗・動)→Swing!(明・動)って同じジャズテイストで繋ぎながら少しずつメリハリを付けていく組み方も超絶好みで心の中でガッチリ握手した。

 

ちゃかパラ、まじで空間とか音楽とかテイストの広がり方が無限大だった。

エンターテインメントという枠の中で自分はどのようなことが出来るのか、みたいなものを沢山見せてもらった気がします。良い意味でアイドルということを忘れて一人の演者・エンターテイナーとして存在していた。コンセプトをがっつり演じきったのはかなり意外だなと感じたんですが、昨年のダンスバトルも然り、「曲から派生した設定をつける・それを演じる」のがお上手なのかもしれないな、と思った。これもエンタメの1要素ですね。宮近さんの多面性に終始圧倒され続けた1時間半でした。

 

 

 

 

ここまでで10300字。まだ書きたかったことの半分なんですけど。

本当にブログってどうやったらサックリ書けるのか分からない...

 

今回初めて1時間半それぞれのメンバーのパフォーマンスを見て、気づくことがいろいろありました。やっぱりソロ曲1曲選んでくるのとは訳が違って方向性を色々ピックアップして掛け合わせていく過程が見られて本当に面白かったです。

てことで、ここからは完全に個人の何の根拠も無い解釈ですので、鵜呑みにしないでください...&自衛していただけると助かります。

 

メンバー間もそれほど情報開示しないまま本番に入ったと聞いたんですが見事に関係性が表れていたなぁと思ったので、私が来年の今頃見返してニヤニヤするためだけのの相関図を酔っ払いながら作成しました。こんな暇あるなら卒論やれ。

 

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もはや私しか理解できなさそうな相関図。ここはー!!!言わせろーー!!って思ったところだけ話させてください。(まだ話す)

 

★松松のソロコンは主人公が真逆

げんげんのベクトルが一貫して応援してくれているに向くのに対して、まつくのソロコンは完全なまでに主人公はなんですよね...ハァ松松...。

げんげんの「うちゅーいち愛してまーす」を具現化したコンサートも、普段の自由なまつくを愛でまくる松倉担さんが目に浮かぶようなコンサートも正反対なんですよね。なのに己の技量で勝負している感は松松同じで。よっ!!ディスティニーズシンメ!!

 

ファンに届けるいちごみるく:ファンを引き込むトリプルカイト

ここもめっちゃ興味深くないですか...!?(捉え方は人それぞれなのですが)ソロコンをやるってなった時のファーストインプレッションが影響している気がします。ファンに想いを届けられる場とするか、さらに自分を知ってもらう場とするか。

 

★ちゃかまちゅはトラジャの飛び道具かも??

適切なワードが見つからないんですが、ちゃかまちゅの2人はトラジャの中でも突飛な、というかトンチキ演出に耐性があるのかなーと思いました。まぁほぼ中盤のヤバヤバゾーンの話しなんですけど。それを除いても特に色濃い公演でしたし、何か強烈なコンセプトものをこの2人で観てみたいな~。

 

うみげんの構成が対照的だったと思う

2人とも個人的に好きな楽曲を選んでいるのは一緒。ただそこからのアプローチが違う。(と想像した)

うみはかなりニッチなところから選曲し並べていき、そうして足りない要素(アイドルらしさのらぶしちゅ君と僕~やエモ要素のCareや足跡)を埋めていく、全体に強弱は付けながらも1時間半一定のムードを保ち続ける構成。一方元太はなかなか知られた曲に好きなものが多いのかな?メジャーをアーティストごとに大きく並べてそこを補うマイナー曲を探した感じがします。そしてブロックごとにガラッと色を変える構成かなと。まぁ何をメジャーで何をニッチとするかはかなり担当Gによって変わりますけどね...。本当に素人考えでしかないし本人たちから正解を聞くことは絶対無いでしょうが、なんとなく一番対だと感じましたね。答え合わせしてほしいな~!

 

 

 

は~~~~~~、いっぱい話して超満足しました。

ソロコン楽しかったなぁ...!!!2020年の夏もあって良かったなって本当にその言葉の通り噛みしめています。開催前は7人が観たいんだ!って思ったりしましたが、10日間かけて一人一人を見つめた結果、今までよりもずっと”7人”が愛おしいと感じるようになった気がします。手洗いコンのTogether now、「あんなに聴いたのに(13回も聴いた)、全員で歌ってるのはこの夏初めてだ~~~...!!」って思ったら普通に泣きましたもん。

 

異例づくしの夏でしたが、こうして挑戦を重ねながらこんな素敵なコンテンツを届けてくれて本当に感謝の気持ちです。大変お疲れさまでした...!!

この映像はまじで数年後の歴史的資料になりそうなので是非とも事務所には円盤化をご検討いただきたく。その日まで思い出しニヤニヤしながらコロナに負けず応援していこうと思います。

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました。最後まで読んでいただけたならまじでハッピーだし鬼の集中力か鬼の忍耐力の持ち主だと思います(ここまで12000字)、ありがとうございます。ではまた次の記事で!!